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人間の命に欠かせない「水」

普段何気なく使ったり、飲んだりしている「水」。

 

あまりにも日常的で当たり前のように使っているので、あえて意識することは少ないですが、「水」は、人間の生活にとっては欠かせない存在です。

 

もっというと、「水」は人間の身体・命にとって必要な存在です。

 

人は、「水」無しでは生きていくことができません。

 

人間の水をずっと飲まずにいると、2〜3週間程度で死んでしまいます。

 

現代は人間の寿命が80歳以上と非常に長生きになってきており、300年以上前の江戸時代でも寿命は40〜50歳と、何十年もありましたが、「水」無しの状態では、人間の寿命はたった2週間です。

 

生まれてきて「おぎゃー!」と泣いて、お父さんとお母さんや家族が喜んでいるうちに、しばらくするとすぐ死んでしまうような時間です。

 

水が無くなると、人間は急に弱くなり、何もできなくなり、最悪の場合は死んでしまいます。

 

ではなぜ水はこんなにも人間の身体にとって重要なのでしょうか?

 

 

 

水は人間の身体が最も重要な役割を果たしています。

 

そもそも人間の身体にとって水はどれくらい必要なのでしょうか?

 

500mlのペットボトル一本分?
1Lのペットボトル一本分?
3L?5L?10L?

 

 

実は、人間の身体の60%は「水」でできています。

 

赤ちゃんの場合はさらに多く、身体の約70〜80%が「水」でできています。

 

つまり体重50kgの女性であれば30kg、体重65kgの男性であれば39kg、体重2500gの赤ちゃんであれば1750〜2000gは、「水」でできていることになります。

 

水1Lは1kgですので、それぞれkgをLに直して、ペットボトルでイメージしてみると、、
体重50kgの女性であれば1Lのペットボトル30本分、体重65kgの男性であれば1Lのペットボトル39本分、体重2500gの赤ちゃんであれば500mlのペットボトル3.5〜4本分になります。

 

ペットボトルで想像してみると、意外と人間は大量の水を毎日365日必要としていることがわかります。

 

このように、人間の身体の半分以上(赤ちゃんなら身体のほとんど)が「水」でできているのです。

 

そして人間は、身体から水がわずか1%でも減ると、喉が渇きます。
さらに、身体から5%の水が減ると、脱水症状になってヘロヘロになり、頭がボーっとしてしまい、意識が薄くなって気を失いそうになり、最悪意識不明状態にまで悪化し、救急車を呼んで病院に行かなくてはいけないほど緊急事態になります。

 

身体から水がなくなっていくと、人間誰もが何百年、何千年も昔から同じ反応をします。
3000年前の人も、400年前の人も、現代人も、あなたも、身体から1%水がなくなると喉がカラカラに渇き、5%の水分が減ると失神して倒れそうな脱水症状になります。

 

自分が意識しなくても、身体が勝手に水を求めるようになるのは、それだけ水が体にとって最重要な存在だからです。

 

 

 

では、人間の身体の60%もの割合を持っている「水」は、あなたの身体でどのような役割を果たしているのでしょうか?

 

あなたの身体の中で、水はいったい何をしてくれているのか?

人間の身体の60%を作っている「水」は、あなたの身体の中でいったい何をやってくれているのでしょうか?

 

これを知れば、あなたは水に感謝してもしきれないぐらい、水をありがたく思うようになるでしょう。

 

「そんな大げさなこと言ってどうするの?」

 

と思うかもしれません。

 

大丈夫です。
その疑いを持ったまま読み進めてみてください。
そして、これからあなたが見ていく「水の役割」に最後まで一字一句目を通した後、大げさだったかどうかあなたが判断してみてください。

 

実は、水は、あなたが「生まれる前から」、あなたにとって大切な役割を果たしているのです。
(あなたが「生まれてから」、大切な役割を果たしているのではありません。)

 

では、具体的に、あなたが生まれる前からあなたが死ぬまで、水はどのようにあなたの役に立ってきているのかを一つ一つ見ていってください。

 

羊水

赤ちゃんがお母さんの身体の中で、元気に生まれてくるために成長する大切な場所、それが子宮です。

 

そして赤ちゃんは、お母さんの子宮に入っている水、「羊水」(ようすい)の中で受精直後から成長していきます。

 

羊水が無ければ、精子と卵子が受精したとしても、人間の赤ちゃんとして生まれてくることはできません。
すぐに死んでしまいます。

 

人間は、生まれてくる前から、水を絶対に必要としています。
もちろん、人間であるあなたも、生まれてくる前から羊水という水のお世話になっています。

 

羊水は、生まれる前の赤ちゃんにとっては、部屋やベッドと同じような役割を果たしています。
つまり、羊水の水がキレイで質が良ければ良いほど、赤ちゃんはすやすやと眠り、元気に健康的に成長していくことができます。

 

しかし、もし羊水の水が、工場からゴミとして流れ出た下水道の汚れて濁った汚染水のような水だったら、赤ちゃんはどうなるでしょうか?
赤ちゃんは、素直で純粋でお母さんのことが大好きなので、たとえ自分の部屋やベッドである羊水が腐った悪臭を放つドロ水のように汚れていて質が悪かったとしても、何も言いません。
ただ一生懸命に、毎日をお母さんのおなかの中で過ごして生きて、早く人間として生まれて出て来ようとします。

 

しかし、実際には、羊水の水の質が悪かったことによって、アレルギー体質になってしまったり、手足や身体が奇形になるなど五体不満足になってしまったり、生まれつき病気にかかりやすかったり、知能に遅れがあったり、何か悪いことが起きやすくなる可能性があります。
もしあなたの寝ているベッドがきたなく汚れていて、シーツ全部に毒薬の化学物質が染み込み、身体に害があるウィルスや菌が充満している状態だったら、あなたの身体はどうなるでしょうか?
そのベッドで寝始めて、10ヶ月後に元気で健康的に生きている自信が100%あるでしょうか?

 

同じようなことが、受精後の赤ちゃんのベッド、羊水で起こっているのです。

 

 

肌では、水分が非常に重要な役割をしています。

 

それが、肌の「うるおい」です。

 

女性、男性、性別に関係なく、肌を保湿し、うるおいを保っているのが、あなたの身体の中にある水なのです。

 

あなたの身体の中に水があるからこそ、あなたは肌のハリやツヤを保っていられるのです。

 

もしあなたの肌に水分が全く入っていないと、一体どうなるでしょうか?

 

あなたの身体から少しずつ少しずつ、徐々に水分が失われていく様子を想像してみてください。

 

あなたの肌の表面の皮膚はカサカサし始め、皮膚の表面にヒビが入ります。
そして乾燥した皮膚はボロボロとこぼれ落ち、肌が荒れ始めます。
さらにあなたの身体から水分がスーッと失われていくと、ハリがなくなり、老化した老け年寄りのミイラのようになってしまいます。

 

そのような状態では、どれだけコラーゲンを取ろうが、化粧品を塗りたくろうが、無意味です。

 

何気なくとっている水ですが、実は肌をイキイキさせるための非常に重要な役割を持っています。

 

 

 

 

 

血液

あなたの身体を流れている血液。

 

血液は、身体の全身に、生きるために必要な、空気や酸素を運んでくれたり、栄養をめぐらせてくれたり、人間の命を維持し続けるための働きをしてくれています。

 

人間の血液も、水が土台となって作られています。

 

血液の中に水分が全く含まれていないと、血液が身体の中を流れることができず、ドロドロに固まって、血管に詰まって死んでしまいます。
血液は、全ての体に、正常な健康状態をキープする成分を運んで取り入れてくれたり、病気や体調不良を知らず知らずのうちに招く毒や害になる物質を外に出して排除する役目を自分から積極的にやってくれています。

 

この血液の質が悪いと、身体をイキイキ元気にするエネルギーを充分に送れなくなったり、結果的に高血圧や内臓の病気になったり、脳がボーっとして集中できない、疲れやすい、記憶力が悪くなる、免疫力が下がって風邪を引きやすくなる、肌が荒れてボロボロになる、といったあらゆる嫌なつらい症状を引き起こすことになります。

 

あなたが飲んでいる水の質は、血液の質、だと思ってください。
これは、何かのおおげさな例えではなく、事実であり、そのままの意味、重要性を感じてください。

 

 

肺の水

あなたは「肺の水」の存在って知っていますか?

 

肺は、呼吸で吸った空気を肺の中に入れて、酸素などを血液の中に流し、全身に酸素が届くようにする役割を持っています。
しかし、吸った空気をそのまま血液に流してしまうと、空気の中にウィルスや細菌、車の排気ガスやPM2.5などの化学物質、といった病気や体調不良の原因になる害や毒も一緒に身体の全身にめぐらせてしまうことになります。
そうすると、せっかく身体に大切な空気を入れることができても、身体に悪い物質も入れてしまうと、頭がいたい、気持ち悪くて吐き気がする、身体がだるくてしんどい、などの体調不良になったり、インフルエンザ等の感染症になって高熱が出たり、意識がふらふらになったり、アレルギーが悪化して咳が止まらなくなったり、喘息になったり、呼吸困難で息ができなくなる、といった病気や症状に悩まされるようになります。
そして最悪の場合には、身体に入ってきた物質をやっつけて外に出すことができず、身体が負けて死んでしまうこともあり得ます。

 

そこで、空気と一緒に体に入ってくる悪い物質をブロックしてくれるのが、肺の水なのです。

 

実は、肺には水が入って満たされており、その肺の水が、浄水場のフィルターや、空気清浄機のフィルターと同じ役目を果たしています。

 

吸った空気は、肺の水フィルターによって、酸素など身体に取り込んで良い物だけを通し、ウィルス・細菌や化学物質など、身体に取り込むと悪いものは、できるだけ入れないように防ごうとします。

 

肺の水フィルターで身体に良い物だけをどれだけ取り込めるかは、フィルターである水の質で決まります。
フィルターの水の質が悪ければ、スカスカのざるフィルターになり、ウィルスや細菌、化学物質が素通りするようになってしまいます。
しかし、良質の水フィルターであれば、どれほど凶悪な細菌であってもウィルスであっても、どれほど猛毒の化学物質であっても、どんなシュートも必ず止める鉄壁のゴールキーパーのように、侵入をブロックします。

 

質の良い肺のフィルターであるかどうかは、肺のフィルターのもとになっている、水で決まります。
つまり肺のフィルターとなる水は、あなたが飲む水の質によって決まってしまうのです。

 

 

胃腸

胃腸が正常に動くためには、水が必要になってきます。

 

例えば、胃液。
食べ物を身体が吸収できるように溶かすための物質が、胃液です。
胃液が充分に出ないと、食べ物の栄養を充分に吸収することができず栄養失調になったり、胃腸に負担をかけて腹痛や下痢なったり、長期的に胃腸に負担がかかり続ければ胃がんや大腸がんの発生リスクも高くなります。

 

例えば、腸の中の水分は、水で出来ています。
腸の中の水分がないと、便がカチカチに硬いままになり、便秘になったり、腸の中をカチカチに硬い便が動くたびに、腸の内側の皮膚と便がこすれてすり切れて血が出たり、排便の時に痔(ぢ)になったりします。

 

そのような状態になると、腸から栄養を吸収する効率が悪くなり、

 

さらに腸の中がズタズタに切り裂かれた状態、おしりの痔が何ヶ月、何年、何十年と続くと、大腸内に悪性ポリープができて手術をすることになってしまったり、最悪の場合には大腸ガンを発症して手遅れになり、腸を全摘出してお腹に透明ビニールチューブを通し、尿や便をそのチューブに流して排泄し、お腹の横の袋に貯める人工肛門の状態を死ぬまで一生続けることになります。

 

そんな状態にあなたはなりたいですか?

 

しかし、実際には、毎日飲む水の違いだけで、そのようなことになっている人は、実は山ほどいるのです。

 

 

脳は頭の頭蓋骨(ずがいこつ)の中に入って守られています。

 

脳は、手足や身体を動かす命令を全てコントロールしていたり、勉強や人生で学んだことを記憶してくれていたり、熱い・寒い・おいしい・まずい・良いにおい・クサイ臭い・静か・うるさい・見える・見えないといった五感の感覚、うれしい・悲しい・楽しい・辛い・おだやか・ムカつく・しあわせといったあらゆる感情や気持ちや心を感じることができるようにしてくれています。

 

つまり、脳はあなたの身体と心を形作っている大切な部分になります。

 

そのため、脳は人間が生きていく上で最も重要な身体のパーツになっています。

 

少しでも脳の機能が衰えるたりダメージを受けると、下半身不髄、右半身不髄、左半身付随になって、あなたはもう一生身体を好きなように動かすことができなくなる、せっかく覚えたことをすぐ忘れてしまい、悪化すると大切な家族の顔や名前さえ完全に記憶からなくなり、見ず知らずの赤の他人のように感じる記憶喪失になる、感情の起伏が激しく火花を飛ばす爆竹のように落ち着きがなくなる、深い暗い暗黒で一切光が届かない暗闇の海の底に沈んで埋もれてしまうぐらい鬱(うつ)な気持ちや感情に永遠になったり、機械を作る製造工場のベルトコンベアでただひたすら何も考えられず作業を続けるロボットのような死んだ心になってしまったり、とても悲惨な人生を送ることになる危険性があります。

 

つまり、脳がダメになると、人間としてのあなたがダメになり、あなたの人生がダメになります。

 

そして、あなたの人生を支えている脳をダメージや衝撃から守ってくれているのが、頭蓋骨であり、脳と頭蓋骨の間でちょうどクッションのような役割を果たしているのが「水」です。

 

頭が何かにぶつかって大きく揺れた時、脳に激しい打撃を受けて衝撃が伝わった時、その時に脳にダメージが直接伝わらないように衝撃を吸収してやわらげてくれるのが、脳と頭蓋骨の間にある水の役目です。

 

 

 

 

尿

身体の中でいらなくなった老廃物を水分と一緒に出してくれるのが尿(にょう)、つまり「オシッコ」です。

 

尿は身体の中にたまっている悪い毒素を外に出してくれています。

 

尿は、身体の中に新しい水分が入ってくることによって、それまで身体の中に入って水分が押し出されるような形で、外に出ていきます。
ちょうど、コップに水がひたひたにいっぱい入った状態で、さらにそのコップに新しい水を入れると、それまで前に入っていた古い水が外にあふれだすようなものです。

 

そして、身体から出て行く尿は、数時間前に飲んだ水分が出ているのではありません。
少なくとも、約2週間前に飲んだ水分が、新しい水分が入った時に、外に出て行っていると考えられています。

 

尿は、それまで身体に入っていた古い水分に、新しい水分が入ってくることによって、外に排出されます。
つまり、水を飲んで、新しい水を入れない限り、古い汚い濁った毒素が大量に含まれている水は、尿になって外に出ていくことはありません。
そのため、新しい水を飲まないと、古い毒素がたまった水は、そのまま身体中にたまり続けます。

 

例えるなら、古いガソリンを入れたまま車を走らせるようなものです。

 

水を飲まずにいると、新しい水が入ってこないので、身体の中の水がどんどん古くなっていきます。
その間、身体から出てきた老廃物、食べ物や飲み物、呼吸した空気に含まれている毒素がどんどん、体内の水分に含まれて濃くなっていくので、下水道のクサイ汚いドロドロの水のような状態になっていくとイメージしてください。
人間の身体の60%は水ですので、老廃物や毒素が尿として身体の外に出て排出されない限り、あなたの身体の60%が臭くて汚いドロドロ下水道のような状態になると思ってください。

 

身体中に老廃物や毒素を含んだままの水がめぐり続けると、その毒素が血管に入って血液となって流れたり、頭に毒素が行けば頭痛や脳がボーっとしたり、胃・腸・肝臓など内蔵に行けば内臓の機能が低下し、栄養を充分に吸収できない、腹痛になる、胃腸が気持ち悪くなる、貧血になる、身体がだるい、免疫力が下がって風邪を引きやすくなる、冷え性になる、などあらゆる体調不良を招く可能性が高くなります。

 

しかしあなたが新しい水を飲んで、体内水分をキレイな状態に保つようにさえすれば、あなたの身体にはキレイな活き活きとした、清らかな小川のような水が流れ続けます。
あなたの全身の血管に流れる全ての血液、肌の潤い水分、胃腸の水分、肺のフィルターの水、などあなたの身体の60%が、イキイキしたエネルギーみなぎるような状態になります。

 

 

 

 

 

汗は、尿と同じく、身体の中に入っている毒素や老廃物を外に出す役割を持っています。

 

それに加えて、汗を出すことで、体温を一定に保つための調整機能や身体にたまっているいらない物質を外に出して排出する機能があります。

 

体温調節機能や排出機能のおかげで、私達人間は、体温が上がりすぎて死んでしまったり、身体にいらない害になる物資が溜まりすぎて病気になることを、防いでくれているのです。

 

もし汗が出ない状態になると、身体の中に存在するべきではない、本来不要ないらない物質や成分が、どんどん、どんどん、雪だるま式にたまっていきます。

 

さらに、尿や、肺のフィルター、脳の水、血液など、身体の中にある水分が汗以外の目的でどんどん利用されていくため、体内の毒物や老廃物は増えていくにもかかわらず、身体の外には排出されず、身体の中に存在すると言われている60%の水分の割合が徐々に減っていきます。

 

すると、どうなるでしょう?

 

例えるなら、猛毒の液体と水が入ったコップの水を想像して見てください。
そのコップの中の水は徐々に干上がって乾燥して減っていき、猛毒の液体はどんどん積もりに積もって増えていくのです。
その状態がさらに悪化して進行すると、コップの中の猛毒物質の濃度が段々と濃くなっていきます。
そして最終的には、水の入っている割合は0%になり乾ききって消滅し、猛毒の液体100%だけになり、猛毒物質はさらに加速してどんどん増量していくのです。
あなたの身体の中では、同じようなことが起こっています。

 

 

汗を出すには、当然、汗の元になる水分である、水、が必要になります。
水が無ければ、汗を出すことができず、あなたの身体に毒素と老廃物がずっと残ってたまり続けます。

 

毒素と老廃物が身体の中にたまり続けると、あらゆる体調不良や病気を強力な磁石のように引き寄せてしまい、あなたは「身体の弱い人間」になってしまいます。
異常な高血圧・低血圧になる、頭痛、腹痛、お腹が気持ち悪い、食欲不振、頭がぼーっとする、免疫力が下がって風邪を引きやすくなる、集中力が続かずすぐになくなる、記憶力が悪くなる、疲れやすい、なぜかイライラする、性欲減退、内臓機能が低下する、内臓に負担がかかる、不眠になって眠れなくなる、ガンになる、糖尿病になる、心臓病になる、脳卒中になる、などありとあらゆる身体の異常が同時多発テロのように発生します。

 

汗が出ないということは、「万病の元」を、大量に買いあさってコレクションしているのと同じです。
身体の中で起こっていることは、目には見えにくく、異常が起こって手遅れになってから、初めて、自分の体内がどのような状況になっているかがはっきりと、痛いほど分かるのです。

 

 

つば

唾液(だえき)であるつばは、体調を整える上で重要な役割を持っています。

 

つばは、食べ物を食べた時に自然と口から出てきます。
なぜ食事をするときにつばが出てくるかというと、食べ物を胃腸で消化しやすくするためです。
つばである唾液の中には、アミラーゼという食べ物を消化して吸収しやすくする成分が含まれています。
この食べ物を吸収しやすい状態に消化する成分を、消化酵素(しょうかこうそ)、と呼んでいます。

 

人間の身体は、つばに含まれるアミラーゼなどの消化酵素によって、食べ物をおかゆのようなドロドロ状態に溶かして消化し、吸収しています。
もし、つばや胃液などの消化酵素液が身体に存在しなかったとすると、栄養が豊富な食べ物をせっかくどれだけ食べたとしても、その栄養成分をしっかりとスポンジが水をギュッと吸うように、充分に吸収することはできません。

 

栄養が充分に吸収できなければ、始めは特に何も気づかず、お腹が減っていると感じるくらいですが、徐々に栄養をしっかり吸収できなかったことのダメージが出てきます。
少しずつ元気がなくなり、何となくイライラしたりやる気が出なくなったり、集中力がなくなる、何故か身体が冷える、風邪を引きやすくなる、高血圧・低血圧になる、血行が悪くなる、記憶力が下がる、ぐっすり眠れず不眠になる、糖尿病になる、ガンになる、心臓病になる、脳卒中になる、など身体に起こる可能性がある全ての体調不良、病気になるリスクを何倍、何十倍、何百倍、何千倍にもアップします。
ただ、つばが出にくくなっただけでです。

 

そして、つばは「水」でできています。
つまり、あなたのつばが、食べ物を究極まで吸収しやすい優等生のつばになるか、ちっとも吸収できない劣等生のつばになるかは、あなたが飲む「水」の質よって決まってくるのです。